岩見沢あかり家様は北海道岩見沢市を拠点とし、「就労移行支援」・「就労継続支援B型」事業を展開するNPO法人様です。本事業は「障害者総合支援法」に基づくものであり、岩見沢あかり家様は障害者の皆さんへの「就労に必要なスキル修得」、「就労機会の提供」等に長年取り組んでいますが、2017年、岩見沢市内初のテレワーク環境での「就労移行支援」(スキル修得支援)を開始する等、ICT技術の導入にも積極的な事でも知られています。「就労機会の提供」として、デザイン、Webデザイン、データ入力、キャラクター制作等のIT業務を企業等から受託し、企業オフィス等通常の事業所での雇用が困難な障害者の皆さんに、「あかり家」の作業フロア、もしくは自宅等ご本人の事情に合った拠点で作業を請けて頂いています。
従来、「あかり家」事業所の職員様・通所者様と在宅勤務者様とは、ビデオ会議システムで作業指示、打ち合わせ、レビュー等をしていました。デザイン創作では全員がアイデアを出し合う等のコラボレーションが重要ですが、テレビ会議では「何気ない会話」からの、創造的なコミュニケーションが生まれにくく、何らかの対策が課題となっていました。(また、コロナ禍により、事業所への通勤にも感染対策上の問題も発生し、何らかの解決策の導入が急務となっていました)。このような状況下、岩見沢あかり家様はその解決モデルとして2021年10月からVirbela(GAIATOWN)を導入し、「あかり家」専用オフィスを開設しました。
もともとICT環境に慣れ親しんでいた「あかり家」の皆さんは、Virbelaの表現力豊かなアバターシステム、3D音声システム、Webボードスクリーンでの画面共有等の機能を駆使し、あたかも職員、通所者、在宅勤務者が1カ所に出勤しているかのような職場環境を実現しました。
就業時間中は全員が同じ空間にいる事から、何か作業上の疑問点等があっても、即座に相談出来るため、孤立感も感じる事もなく、また手戻りも少なくなり、生産性が向上する効果も有りました。
Virbela(GAIATOWN)の導入により、岩見沢あかり家様は「メタバース空間上ではスキルさえ有れば、健常者、障害者関係無く、活躍ができる」と実感されており、当社が掲げる「誰もが主役になれる社会を作る」を見事に体現して頂いています。
岩見沢あかり家
loading...
loading...
loading...