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“リアル回帰”で安心していませんか?メタバースが切り拓く企業の新常識

第1回:「やっぱりリアルが一番」からの脱却

-“リアル回帰”に潰む落とし穴。平時にこそメタバースの価値を考えるべき理由-



 

メタバース=非常時対策?それは半分だけ正しい

新型コロナウイルスの急速な拡大は、企業活動に強烈な制約をもたらしました。 その結果、移動が重要な意味を持つ会議や出張、実際に会って行われる採用面接や社員教育、事業手順に繋がる懇親会といった「リアルの場」は一方的に止まり、全てがデジタルへの移行を必されました。

この「非常時」に、初めて真撃にメタバースに注目した企業も少なくありません。 我々が提供する「Virbela」も、その中で多くの企業により、急遷的に利用されるようになりました。

ただ、問いたいのはここです。 それは全てとは言いませんが「最初から前向きな選択として利用されたものではない」ということです。 ある意味、アクシデントとして「得らざるを得ない方法」として受け止められたところが大きいのです。

それでも、Virbelaを始めとするメタバースは、非常時における突発的な実装にも対応できたし、機能も大いく意味を発揮しました。

しかし、未来を見すえるならば、ここに留まるわけにはいきません。 大切なのは、この経験が「平時においても有用な方法だったのだという気づきになるか」です。


 

リアルに戻れて安心していませんか?

2024年あたりから社会全体が準常状態への移行を始め、多くの企業も「常態に戻れた」という安堵を感じているでしょう。 実際に、出社系の再開、実地でのミーティングや採用面接などが復活し、「やっぱり相対に会うのが一番」「オフィスでないと仕事しにくい」といった声が常態化しています。

しかし、その「安心」は本当に安心なのでしょうか? その安心が「変わらずに済んだ」という感情だとしたら、それは未来に向けた前向きな決断ではないと、私は思います。

コロナ渦の経験が教えてくれたのは、仕事は相対でなくても成立すること、むしろその方が効率が良い場合もあるという実際でした。

 

平時にこそ、メタバースの真価が問われる

Virbelaを始めとするメタバースプラットフォームは、一時しのぎで終わるようなものではありません。 それどころか、平時の組織運営やオペレーション、効率化のカギにこそ真の力を発揮するものです。

  • 常議の場のように、「そこにいる」感覚を持てる

  • 離れていても、自然に会話や集合が生まれる

  • ここにいれば「会社に居る」という実感を持てる

これらは、本来のオフィスや集合型労働の長所とされていた価頼性や一体感を、きちんと再現しようとするメタバースの強みです。


 

連載のこれから

この連載では、全体で入門から組織文化、業務の生産性、終省的に統治や経営戦略まで、メタバースが企業に与える未来の値値を追求していきます。

次回は「組織のつながり」と「文化形成」という視点から、平時におけるメタバースの役割について話していきます。


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